雨に唄えば

これ名曲ですよね。大好きなんですよ。リバイバル上映があると通いつめて、もうかれこれ劇場のスクリーンだけでも7・8回はみているかな〜ぁっキューブリックの「時計仕掛けのオレンジ」。えっ、違うの?
ああ、元ネタでした。つまらないオヤジ的冗談、失礼しました。いやはや。今日はけっこう疲れていたけど、このCM映像みたら元気になったわ〜。
映画出身のミュージカル☆スター、ジーン・ケリーのタップダンスって、それ以前の舞台ダンサー出身のフレッド・アステア(彼は舞台公演と同様に完全に流れとしてダンスを演じて撮影したという)などと異なり、映画特有の編集技術で作っていると以前なにかの本で読みました。つまり15秒だけ全力でタップの撮影をした後、休憩、その後また数十秒を全力でタップダンスする。これらの細切れのフィルムをつなげて、あの魔法のようにパワフルで延々と続くダンスシーンを構成した、と。テクノロジーによってのみ可能になる映像表現という意味で、CGの見せ方と通じる現代的な問題でもあり、非常に考えさせる部分があります。だから、このCMはアステアではなくジーン・ケリー主演が激しく正しい!! そして良くも悪しくも、オモロいものは面白い〜ンでィっっっ!! 個人的には「巴里のアメリカ人」バージョンも見たいっす!!
「車はいらないパン&サーカスよこしやがれ」という亡国一小市民のきまぐれ感想でした。
http://image.guardian.co.uk/sys-video/Media/video/2005/01/27/golfgti.mov
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