2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

SHANGHAI

上海の外灘はずれにある、幽霊が出るので有名なホテルにて。1930年代に英国人によって建てられた。真偽の程は不明ながら、村上春樹氏がこのホテルのエレベーターを「ダンスダンスダンス」などで向こうの世界につながる境界のモデルにしたという噂。

FUJIAN

8枚目は白鳥とアヒルをかけあわせた雑種水鳥のスープ。白鳥の血によって自然に黄色い色になるそうです。他にカエルやカメ、シカやイノシシはもちろん、山で捕まえた野生の大型ネズミもいただきました。

質と量

先日、ほぼ4年ぶりに中国大陸を訪問。 写真を撮ってくるのが主な仕事だったので、見るものを全て激写。 気がついたら正味3日間に3000枚の写真を撮影。右手はシャッターの押しすぎで、軽く腱鞘炎になってしまった。ということを上司(社長)に報告したら「300…

ブランコ

ブランコから東京渋谷上空めがけてシャッター音が重なり放たれる。 先日、職場近くの公園で遅い昼食代わりのアイスクリームを食べていると、近所の写真学校の新入生らしい女子が最新デジタル1眼レフカメラを首からさげ、ブランコを激しく揺らしながら空を連…

1980年代は

そういえば、10年ほど前に、江藤淳氏がNHKから激動の20世紀というような企画の協力を求められて「よっぽど19世紀のほうが激動だ。20世紀なんて、それに比較したら、なにもなかったぞ」と、怒っていた対談記事を読んだ記憶がある。 言いたいことはよくわかる…

1987

高価なためちょっとためらったまま読み逃がしていた「雑誌づくりの決定的瞬間 堀内誠一の仕事」を、図書館で取り寄せる。 いやー。自分は堀内さんのイラストやスケッチ、文章や絵本を、幼年期から十代にかけて、全く意識せずに大量に好んでむさぼり読んでい…

1933

絶版を理由に古本屋で4000円近い価格で取引されていた堀内誠一氏の「父の時代・私の時代」が4月にマガシンハウスから再刊されていた。仮フランス装丁仕上げの美しい仕上げに、担当者の思い入れが伝わる一冊。 アンアンの他、ブルータスやポパイ、エッセなど…

再び1970

「平凡パンチ1964」も青春自叙伝として楽しかった、元マガジンハウス社長の赤木洋一氏による平凡社新書「『アンアン』1970」を読む。 この本は、ある意味で堀内誠一氏という天才デザイナーへの愛情に満ちたオマージュであり、才気を爆発した瞬間のスケッチで…

1980

宮沢章夫氏が東大駒場キャンパスで行った講義議事録「80年代地下文化論」を読む。 メインテーマである、原宿というか、明治通り沿いの千駄ヶ谷にあった日本初のクラブ、ピカテントロプス・エレクトスは、当時、宝島やビックリハウス、月刊小説王での中沢・細…

1970

自分は1970年に生まれた。 なんというか、埋没した世代。 社会に出たときには既にバブルは終了しており、先輩達には「お前達が入ってきてから景気が悪くなったんだ」と八つ当たりされ、逆に下の世代を見ると、彼らのバブル後のなんだか堅実な(もしくはより…

40

ふと気がつくと40代目前。なぜか過去が身近になってきた。 どうしたことだろう。