atelier A

んで、これ会期も残り少ないし、小さな展示なんで、紹介しようかどうしようか迷ったけど、こないだ代官山のセレクト・ブックショップ(?)ユトレヒトに行ったらギャラリースペースにダウン症の子供達の絵が飾ってあって、けっこうというか、かなりよかったのですよ。ズッキューンでした。ようするにヴィデオゲームが生まれた時から完成されてある世界に生まれた子供の絵。けっこう色彩&形状にドットビットRGBな感覚があったのが教育現場や子供の絵から離れて生活している自分の実感でした。んで、それらの子供の絵は、ユトレヒトのセンスによって、デザイン的にオシャレに加工されて、トートバッグやポストカード、バッチなどになっているのですよ。コレも悪くない。ポストカード&バッチのセット買いました。刺繍がはいったトートバッグもオブジェとして美しかった。
んで思ったのはですね、たとえば 静岡県掛川市にある宮城まり子さんが園長の障害児のための学校、ねむの木学園のこどもたちの絵は、クレーの絵に関する小説「砂の上の植物群」を書いた吉行淳之介や彼との実生活を共有した宮城まり子さんのワイマール、バウハウスなど通じた美的なセンス&目玉によって開発された特別なものであった。ということの再認識だったのですよ。
で、そんだけ。わるいですか? 先は犬ぬが鼻ですよ。ご自分の目と鼻で、くんくん嗅いでください。あ〜あ〜、靴下じゃなくってっ!!

ユトレヒトFLO Gallery 「アトリエ・エーのこどもたち」展 2月15日(火)〜 27日(日)
http://www.utrecht.jp/flo/index.php

参考:ねむの木学園のこどもたちのギャラリー
http://www.nemunoki.or.jp/gallery/index.html