TENSIN

HelloTaro2005-03-07

昨夜、シマウマみたいなストライブの青山ワタリウム・ビル裏手のゴミ捨て場付近を池田亮司さんのCDでも落ちていないかなぁ〜とUROUROしていたら、併設する美術館のメガネの受付嬢に見つかってしまい「お兄さんよってらっさぃみていらっさぃ」と呼び込まれて、ふらふらとTENSIN岡倉天心展(2005:2/5〜6/25)に入館する。やたら難しい文字がゴシック書体でいっぱい書かれた幕がゆらゆら帝國主義している会場は文字だらけでクラクラ。弁髪になって清(中国)の国に潜入したTENSINさんのご遺影を見ていたら中華料理が食べたくなる。都合良く、会場中心に朱塗りの中国風な六角形の仮設住居らしきものがあり、そこで点心&飲茶を食べさせてくれるんだと入室したら誰もいなかった。窓の外には茨城五浦の海の映像が映写されており冬の茨城沿岸部名産のアンコウとアンキモ食べたいなぁ。と思った。しかし振り向くとインドの詩人タゴールに「これが海だ」とTENSINさんが説明したという絵が飾ってあったのでインド料理でもよいかなと思った。さらによく見ると、このベニア板の仮設住居は磯崎新・設計監修となっている。「天下のイゾザキ大先生がこんな小さな仮設住居も設計するんだぁ〜不景気も底まできたのぁ〜」とびっくりしながら3階から2階に移動する際に、外部階段をご利用くださいというPOPに従って外に出てみると、外部階段は通路でありながら荷物置き場として有効活用されており、俺は豊満な体型なので壁と荷物との隙間を通るのに何分も汗だくで格闘するはめになっちまった。というか、マジKONISHIKIには通れないYo。これを俺は決してネバー通路とは呼ばないぜベイベー。「まったくOLEみたいなメガネデブNI無駄に汗をダラダラかかせてあざ笑うつもりだろうこのシマウマビルごとブチ壊したろうかっていうんだちょっとは整理整頓に注意しておけよ!!!!!!!!!!!! 」と偶然、ポケットの中にあったメガホン(電気拡張器)を使って階段から外苑西通りに向かって大声で1000円の入館料を払った善良な市民としての当然の権利を、フリーメイソンのメンバーである建築家を罵るジョン・クーリーズ風に読み上げていたら「なに騒いでいるんですか、ちょっと静かにしてください」と紳士風の観客の一人に注意されたので、さらに力強く「この常識知らずのクソ昼行灯野郎、おまえの母ちゃんは淫乱でデベソだっておまえの親友と上司と部下は全員知っているぞアホかクリエイティビティがゼロの臆病なミーン・ピッグめおまえなんで一生豚野郎だこの地獄に行って他人の子供時代の遠足バス実況中継の追憶と幻影のビジョンを黙って2万光年見続けやがれこのオス豚塩漬けスパムの空き缶野郎ラップでシャラップ!!!」と、静かに論理的に反論してみたら黙って去っていった。正義は勝つ。帰り際、メガネの受付嬢に「ご感想はいかがでしたか?」と聞かれたので正直に「文字がたくさんあって、私のような後天性の文盲にはつらい展示だと思います」と答えると「そうですか、入場チケットは会期中は何度でも入館できますので、今度までにちゃんと文字の読み書きを練習していらしてください」と手を握って微笑まれた。そうか、じゃ、今度来るときは、デパートで点心盛り合わせとウーロン茶のペットボトルを買って、六角形の仮設住居で飲茶しよっと。ルンルン。ところで岡倉天心っっっっっって、誰?

Hell058 岡倉天心
http://easy.dedio.jp/home/stupidity/media/blog/main/2005/03/radio_07_222434.mp3
(☆マークのリンクをクリックすると音声の再生が始まります)
デジオの宇宙色々: http://dedio.jp/