Ensor

目黒の庭園美術館に骸骨と仮面の画家ジェームス・アンソール(James Ensor:1860‐1949)の回顧展に行く。ベルギーでは、かつては紙幣の肖像にも採用されていた国民的作家。しかし20年前に日本で開催された回顧展の時に出品していた代表作「キリストのブリュッセル入場」の油絵は、その後祖国に戻ることなく、アメリカL.A.のJ.ポール・ゲティ美術館に収蔵されてしまったということで、今回は出展無し。残念。ですが、コンパクトに作家の仕事を知ることができる、シンプルな展示で良かったです。

poster:Salon des Cent(1898)
なんだか上のポスターが、杉浦茂やスズキコージを彷彿させていい感じ。

旧100BF紙幣：http://www.thevoice.student.kuleuven.ac.be/images/ensor.jpg
庭園美術館・特別展告知：http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/ensor/index.html
参考1：杉浦茂について「松岡正剛の千夜千冊」:
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0882.html
参考2：スズキコージHP：http://www.zuking.com/