HelloTaro2005-07-11

ふと旧石器時代的な「アフリカ的段階(by吉本隆明)」の身体感覚が恋しくなって、部屋中の電気を消して真っ暗闇にしてみた。
部屋の電気を消してみると、それでもステレオのアンプ主電源ボタンなどの発光ダイオードや電源タップの確認ランプやビデオのデジタル・タイマー表示など、光に囲まれていることに気がつく。
消せるものに関しては全て消して、ビデオデッキなど設定がめんどくさいものは全て布をかぶせ、可能な限りの闇をつくって、クッションに横たわる。
目を開いても閉じても同じ闇。
やがて青い残像の粒子のようなものが浮かんだような気がしたが、すぐに眠たくなる健康な俺。なので、密閉型のヘッドフォンをつないだICレコーダーと小さな太鼓(インディアン様式らしい。もらい物)をもってデジオを録音してみる。
小さな声を拡張して闇で話していると、それだけでどこか遠い所にいってしまうような面白さはあった。
が、クーラーの無い部屋の暑さに負けて、襖を開けて扇風機を回して我に返って、短い旅はおしまい。
やっぱりアフリカは遠かったよベビちゃん(そんなことないっていってくれ!!!!/くれなくていいか?)。