Walking In The Rhythm

HelloTaro2005-08-08

ご祝儀でiTunes Music Card(2500円)を買った。
が、いざiTuneのミュージックストアに行っても自分の好きなミュージシャンが見つからない。というか、ほとんどヒットしない。30分ほど検索をかけたが、ストア側のリストに有っても、すでに持っているものしかノー・アタリ!
二階堂和美湯川潮音かElectrical Loversの新作があったら買ったんだけどなぁ。残念。ま、こういうインフラ的なビジネスは、長い目で見ていった方がいいんだろう。利用者が増えればもっと便利で安くなるかもしれないし。
しかし、使わないのもアレなんで、買いそびれていたアルファ&スチャダラパーの「惚れたぜ Harajuku」(歌詞を覚えるためにダウンロードしたビデオを十数回見たらお腹いっぱいになってしまった)と、Fishmansの「Walking In The Rhythm ep」を購入。Walking In 〜のShinjuku Versionって、初めて聞いたけどすごく良い。夜道(たぶん)をボーカルの佐藤伸治が鼻歌で謳うフィールド録音に、緩やかにリズムやシンセが乗っていく、きわめてスタジオ多重録音が日常化したセンスの秀作。おもわずSound&Recording Magazine`05/5月号に掲載されていたFishmansのプライベートスタジオ、ワイキキ・ビーチの写真をひっぱりだして眺めてしまう。
たった2年の間に「空中キャンプ」「Long Season」「宇宙 日本 世田谷」の3枚のアルバムが生まれた、幸福な場所の記録。Walking In The Rhythmの中に漂う、アンビエントで自由な空間は、美しく悲しく楽しくてそして悲しい。