ブドウ

HelloTaro2005-09-29

昨日、岡山土産の「桃太郎ブドウ」を6粒いただく。別名「瀬戸内ジャイアント」。日曜に新宿の高野フルーツパーラー売店で1房1万円以上の価格で売られていたもの。どんな味なのか非常に興味深かった。その名の通り桃太郎トマトのようなキュッとしたヒップライン、プツッとした歯ごたえ、ジューシーだが身は締まっており、清水のような清冽な青い甘み。もちろんタネ無しだが、香りも風味もほとんどない。なんだか健康的なイメージを人工的に作ったアイドルのような素っ気なさが魅力といえば魅力。
んで今日の帰り道、新宿小田急の食品売り場見切り品コーナーにて「甲斐路」&「多摩ゆたか」種のブドウを2房500円で購入。プツンとしたガーネット色の小粒の実を噛むと、極甘ジュースが舌の上で弾ける「甲斐路」も旨かったが、マスカット風の翡翠から萌葱色への繊細なグラデーションに輝く完熟「多摩ゆたか」の透明感のあるピオーネにも似た風味に夢中になって、あっという間に食べてしまった。
食べている間「犬印のおいしい日常」のブドウなどフルーツ品種解説記事を読む。
http://www.tamano.or.jp/usr/ranmaru/fruit/fruit.html
植物品種のお話って、どれも面白い。