「暗黒神話」と「孔子暗黒伝」

HelloTaro2005-11-06

今日はノドの調子も悪いし午後から雨も降ってきたので、おとなしく昨日、本屋で購入した諸星大二郎先生の長編「暗黒神話」「孔子暗黒伝」と短編集「ぼくとフリオと校庭で」を読了。どっぷり諸星ワールドにつかるが、まだ文庫本の「栞と紙魚子1・2」が読みかけで残っている。あいだに話題作、ほしよりこさんの「きょうの猫村さん1」も読んだが、諸星脳内ウイルスが濃すぎて印象薄し。かなり良い味わいなので、もったいないことしたような気もするがまた再読しよう。ついでに未読だと思って買った鴨川つばめ先生の「ミス愛子」を手に取るが、小学生の頃に読んだ記憶があることを思い出す。やっぱ「マカロニ」が神がかっていたというか、その創作の精神のバランスをとるために作ったスケッチ的な作品に思えた。というか「暗黒神話: ISBN:4420137037」と「孔子暗黒伝: ISBN:4420137010」はなんなんだ? 1970年代末の少年ジャンプ連載っていうのが信じられない深さ。古代遺跡や神話、象徴、民族や儀式に興味ある人は必読かも。っつうか、読むの遅いっすよオレ。でも読まないよりマシでしょう。