オヤキ

とまどいながらシャワーもあびずUに外出。健康のために近所を散歩し始めると、道ばたに泣いているオヤキがおちていた。
「娘のコキを捜しているのです。一緒に探してください」
とオヤキは涙ながらに訴えかけてきたが、なにぶん散歩中なもので心の準備ができていない。
その旨を伝えてオヤキを踏みつぶすと、中から刻んだ野沢菜などの具をはみ出させて死んでしまった。