HelloTaro2006-01-01

どうしようもなく影にひかれてしまう。
「美しい人には、必ずどこかに影があるよね」って、いうような話ではなくって、単純に太陽光線のぐあいのお話。
冬の光線は、ななめ〜にながく〜て、どうにもこうにも面白い。
ついつい、写真をとりながら、被写体というよりも、被写体と影とのかかわりについて興味を持ってしまう。
しまいには、被写体を忘れて、影だけをみつめてしまったり。
好奇心が影にむかうと、景色はいつもと一変。
普段はみえない、感じないものが、目の前にバーンと出現する、ような。
嘘だと思うなら、冬のお天気の日、お昼から午後にかけて「影」を探して散歩してみてください。
きっと、冬のななめな光が生み出す不思議な景色の面白さに、寒さを忘れたり、ちょっと楽しくなったり、笑ったり。
それはとてもうれしい、季節の、冬の楽しみ方の一つとなるかもしれません。