おくちポッカーン

話は変わりますが、最近、マスクってすごいですね。先日、インフルエンザで一週間ほど寝込みまして、治ってからの数日間、職場で周囲の人に気をつかってマスクしていたんですね。で、コンビニで「使い切り不織布マスク」というものを購入。大人用レギュラーサイズが7枚入って300円ぐらい。花粉、かぜ、ハウスダスト用ということですが、いわゆる立体裁断的な折り目がついた設計、マスクの上部、鼻があたる部分には細い折り曲げ自在なワイヤーがはいっていて、顔に密着する。で、いままでのガーゼ式と比較して、マスクの布部分が薄いので呼吸が楽だし、通気性がよいため眼鏡も曇らない。これが1枚50円以内って、非常にすぐれた商品だと思いました。
で、マスクをしていると、なんだかアホっぽく無防備になる自分を発見。たとえば、満員電車の中で口をぽっかーんと開けたままボーっとしたり。そんなの、普段の素顔だったら、バカっぽいし、衛生にも悪い。でも、マスクしていると、顔の下部分、口周辺をマスクによりプロテクトされ人目から隠される。いわばマスクの中だけが外にいながら、リラックスできる小さなプライベートな空間になる。マスクの中だけ、顔の下半分が、いわばお家になる。ステテコで湯上がりビール飲んでいるお父さんや、下着姿で家事をするお母さんみたいに、一人でこたつでミカン食べながらマンガよんでいる時のように、よだれも自由にたらせるし、くちポッカーんできるし、きばらない無防備な状態になる。なんて、やがて来る花粉症シーズンを目前にぼーっとしているオイラでした。まるっ。