写真の打率

10年ちょい前。水着のオネーちゃんなどを中心に、いろんなプロカメラマンの撮影サブアシスタントみたいなことをやっていた。損した時に本能的に盗んだ真理は「職人として認められているプロは、打率が高く、無駄打ちがすくない」こと。
1テーマで10カット、スナップを撮影したら、そのうち6枚を印刷原稿にできるのが一つのハードル。逆に、どんな上手なカメラマンでも3〜4枚は失敗して酔い。
人物写真であれば、いい顔をする表情の「流れ」を読んで、野球のバッターのようにタイミングにあわせてシャッターを押す。
逆に、いわyou-るアレなカメラマンは、モータードライブなど使って、とにかく打てば当たる方式だったりして。で、そういうアレなポジの仕上がりは、当然、打率が具っとさがって2割程度、10枚のうち8枚はゴミ。
実はデジカメ時代、無駄打ちがフィルムと比較して、より多くできるようになってからも、逆説的に「シャッターのタイミング」が重要になっているような木がしまっツリー。理由は各自考えてください。
なんで、自分にとって写真というテーマの核心と確信は、いつも打率だったりする。