よりみち

HelloTaro2007-01-09

昨日、渋谷区にある代々木八幡神社にお参り。2日に秩父神社で初詣はすませたので、年始のごあいさつ。
参道に飾られた子供達によるかきぞめが嬉しい。
小学4年生のときに、近所の書道教室の息子(金持ちで優等生)が失敗したかきぞめの紙を貰って、自分の名前を書いて提出したら、非常に怒られた。面白いと思ったんだけどねぇ〜。アイデアは。
どうやら面談中に父もその事を聞いてしまったらしく、翌年の正月に毎日2時間以上も書道の猛練習。スパルタだよ上手く書けないと怒って息子の筆をバキンと折ってしまうんだもん。すぐ殴るし。で、苦労の甲斐があって見本そっくりにマスターして提出した朝。ヒステリック・ノット・グラマー・オールドミス(不倫中)のM先生(仮名)に見せたとたんに平手打ちをクラった。「家の人に書いてもらったでしょう」だって。
そんな楽しい1970年代後半not戦後派サイタマ小学生生活を思い出しながら眺めるかきぞめは楽しいねぇ。時々、めっちゃアバンギャルドな文字があって思わずカメラを向けてしまう。
書かれた文字は「ひかり」「たこあげ」「元気な子」「美しい山」「お正月」「初日の出」「平和な光」「明るい心」「夢の実現」「希望の朝」「早春の海」などなど。でも大晦日にみんなでNHKかハットリセイコー提供の「行く年来る年」の2つのプログラムをポカンと眺めていた時代からライムはあんまり変わっていないなぁ。
そんな事を想起しながら代々木公園方面に坂を下っていくと、代々木公園の西門前にある児童公園にも、かきぞめらしいものが貼ってあった。
「米をとぐ」「氷川きよし」「鬼母」。あと文字がよめない抽象的な点とか現代da-yoネッ。「お兄ちゃん夢ないねッ」はさすがになかったけど。いい場所だ。
という訳で、自分が気に入った一枚はこれ。