アニメボーイの憂鬱

 関東地方では土曜の朝に放送している「ウルトラマンネクサス」。
 敵となっている異生獣(スペースビースト)の人の殺し方、というか補食活動の激しさは、幼い子供たちの心に傷を深く残すのでは? 先日放映を終えたアニメ版「鋼の錬金術師」(でも傑作)もそうだったけど、作り手が物語やアニメ、少年漫画、特撮などのフォーマットに残酷さ入れ込みすぎ!! スポンサーやタイアップ商品とのかねあいなど大変なのは存じていますが、大人の配慮で深夜放送にすればいいのに。

 深夜アニメといえば10月18日の日付で、先日放映が打ち切りになった「サムライチャンプルー」が2005年1月にセカンド・シーズンスタート開始って公式Websiteニュース欄にリリースしていたけど、なに? ゆるいHipHop&お色気(男色を含む)&チャンバラ&若沖などの江戸バロック・アート趣味など、まさに深夜枠の「アニメで育った大人」のための娯楽でした。でも打ち切り。

 ご臨終を迎えつつある地上波テレビ放送に文句行ってもはじまりません。最近自分のお気に入りはNHK教育の「魔法少女隊アルス」ちゃんですが、これを視聴するためには退屈な「天才ビットくん」とつきあう必要があります。DVD出ているけど、冬休みにこれまでの放映分を一挙放映する予定なのでゆっくり待ちます。