表現主義

HelloTaro2005-08-23

千葉・安房小湊、鯛の浦遊覧船の発着所にあった展示室にある海底ジオラマ背景の激しいタッチが、なにかに似ていた。
青く、激しく、震えるタッチ。
そうだ。
オスカー・ココシュカ(Oskar Kokoschka:1886-1980)の代表作「風の花嫁」だ。
作家と、年上の未亡人であり愛人であったアルマ・マーラーとの短い愛を描いた傑作。
十代の頃に、一番好きな画家といわれてココシュカの名前を挙げていた。
エゴン・シーレもそうだけど、なんだかウィーンの表現主義には屈折した青春の匂いがする。


風の花嫁(1914)
参考: http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/picture/040612.htm


展覧会ポスター。は、激しい、、、。

参考: 小湊鯛の浦遊覧船 http://www.chuokai-chiba.or.jp/tainoura/