完結!!

おもわずクラッときましたよ。
13年間かかって完結した岡野玲子作＋夢枕獏原案の「陰陽師」12・13巻、連続して読みました。というか、もうこれは岡野玲子氏の単独作品。
いやはや。気合いすごい。エジプトの神秘思想のイコンが途中にちょこちょこ入っていて、最後はオイラのような凡人には理解できない「向こう側」の話になってしまうのかと思ったのですが、ちゃんとオチがついて安心しました。また本来は12巻完結を目指していた物語が全13巻になったこともストーリーと連動していて納得。
これ、ほとんど無意識の導きで出口王仁三郎御大ばりに岡野怜子という身体を通じて霊界からの指令で作られたのでしょうねぇ。
昔、友人ライターの下請けで岡野氏と某大物編集者の2時間対談テープを徹夜で原稿起こしバイトした時、明け方に岡野先生の「眷属としての使命に目覚めなさいっ」などというバリバリ低音ボイスにひっくり返って2週間ぐらいウナされた記憶があります。

とにかくスゴイ作品が誕生してしまいました。
ありがとうございます。
次はぜひ「妖魅変成夜話」をちゃんと完結させて欲しいです!!
ちいさい人かわいい。