読書

風邪気味なので、読書など。
うえー羽海野チカ著「ハチミツとクローバー」9巻、激撃重いッス。わかるけど苦しいつらい。続けてよんだ荒川弘著「鋼の錬金術師」14巻が、明るい話に思えるじゃないっすかセンパイ。あとずっと宿題にしていた司馬遼太郎著「街道を行く・台湾紀行」読了。その前に1905年の第五回内国勧業博覧会・台湾館パビリオンを分析した松田京子著「帝国の視点」などの資料に眼を通していたため、多角的な視点から複合的に楽しめたが、週刊朝日での連載をまとめた司馬氏の台湾紀行は、やや政治的なまとめ方かなという印象。午後、渋谷パルコブックセンターで雑誌「nu」vol.02を購入。岸野雄一氏と細馬宏通氏の対談や野中モモ氏の両氏をめぐる論考、佐々木敦氏と宇川直宏氏対談など、面白そうなお話で満載の、活字だらけの小冊子。ほかに序文を読んだだけで2年ちかく放置してあったジョン・ブロフェルド著・陳舜臣監訳/ 西岡公訳「道教の神秘と魔術」を途中まで読む。これ、最初に勘違いしたような学術的な本ではなくって、はちゃめちゃオモロなフィールドワーク系説話集であることを発見。とりあえず中国語やミン南語の勉強したいなぁ。