質と量

 先日、ほぼ4年ぶりに中国大陸を訪問。
 写真を撮ってくるのが主な仕事だったので、見るものを全て激写。
 気がついたら正味3日間に3000枚の写真を撮影。右手はシャッターの押しすぎで、軽く腱鞘炎になってしまった。ということを上司(社長)に報告したら「3000枚撮影したらボツ写真が2990枚になるだけの話だろ」といなされた。
 ま、それはそうなんだけどさぁ。しかし、バットを振らなければヒットもホームランも生まれない訳で。
 フィルムだったら、撮影後のプリント代まで含めて1カット100円ぐらいかかると思うと、たとえばブランコでゆれながら、移動していく空の気配を連射なんていうような、あまりにもあまりにアブストラクト系な無駄打ちは出来なかった。そういう意味ではデジタル連写最高っていうかんじ。失敗すれば削除すればよいだけ。