にゃーにゃーおじさん

あれは小学2年生の頃だから、1978年頃の埼玉の片田舎での話。
新興住宅街の通学路に、ときどき、スーツを着て猫と話しているおじさんがいて、にゃーにゃーおじさんと、子供たちは命名していた。
あれ、すっごくおもしろかったなぁ。
「にゃーにゃーおじさん」って、おじさんに叫んでから走って逃げるの。
でも、数回、それをやったら、おじさんはもう現れなくなってしまった。