セイタカアワダチソウの蛇足

どうもいろいろ調べると、越冬する季節に除草すると、タンポポの葉のような形状(ロゼット)で越冬するセイタカアワダチソウは十分な日光を得ることが出来るようになり、かえって繁殖するそうだ。
本当に人手の入らない土地は、ススキの枯れ葉などがじゃまとなり、セイタカアワダチソウはそれほど繁殖出来ない、つまり、除草する人がいなくなると、セイタカアワダチソウの群生は姿を減らす。
高速道路の測道脇や緑地帯、廃棄された水田跡など、年に数回程度除草するようなしないような、人間にとってちょとしたエアポットのような土地が、セイタカアワダチソウにとってもっとも過ごしやすい場所らしい。

なんか、花の美しさの割に嫌われモノ植物となっている理由も、この辺りにあるのではないだろうか?
まるで自分自身を映す鏡のような花にも思える。