１円

さきほど約３年９ヶ月使っていた私用携帯電話（モノクロ画面の大きいやつ）をドコモのPremini初代（ブラック）に１円で機種変換した。昨年の年末頃からそのモノクロ君がオシャカになりつつあり、ずっと次はどうしようか迷い迷いのモラトリアム状態だった。携帯電話＆カメラやラジオやテレビやビデオカメラ機能やゲームやオーディオ機能などてんこ盛り機種が流行だとは知っているが、どうせ一瞬でメモリが無くなってファイル削除しながら、やりくり上手なかしこい母さん状態を強いられる現代社会のストレスを象徴するような中途半端なモバイル・ツールより、コンパクトで単機能の道具のほうが使い勝手が良いに決まっている。いろいろやりたいのであればノートパソコン使ったほうが便利。携帯カメラは素晴らしいコミュニケーションツールだとは思うけど、それなら仕事用の携帯電話があるし、写真はフィルムでもデジタルでも一眼レフのカメラで撮影した方が思い通りに仕上がる。んな訳でPremini-sが出た時には相当悩んだが、どうにも女性ユーザーを意識したデザインが自分に向いていない感じがして「やっぱり初代かなぁ？」と思いながら新宿の量販店で諭吉1枚以上していた時に、実家の近くで約6,000円で機種交換しているお店を発見。「700円の電車代を払ってもおつりが来る」なんで考えているうちに早くも3ヶ月。先週、新型のPremini02が発売されたことを記念して（？）初代は1円になった。しかしこの3ヶ月の間、古い携帯電話はほとんど使えず基本料金だけ払っていた。得したのか損したのかよくわからないインフラ利権ビジネスの市場の謎。んで、感想。かわいい。これはつまり携帯電話ではなく通話＆メール＆情報端末に特化されたチビ・コンピューターだ。1時間ほどもてあそび、おおよその機能を把握したのでモニタをバイリンガルの英語表記に設定。こうしておくと人にイタズラされても奥まで覗かれずに済む（こともある）し、なんとなくオサレな感じ。よくペッパー系buの時限爆弾がウワサされるイッツ・ア・ソニー製品だが、新しい技術＆コンセプト商品の初代・二代目ぐらいまでの後期ロットは長持ちする気がする。ヒットして量産化した時についでにタイマーが入る。で、これは余談だがPremini-02はカメラ等が入った分だけ重く大きくなって「こりゃフツーの携帯カメラとどこが違うのかわからん瞑想商品だ」と断言しているのは銀河系や宇宙がいくら広くても俺だけだ。たぶん。http://www.sonyericsson.co.jp/product/docomo/premini/index.html