過去から現在までの曲がりくねった道

 ちょっと別冊宝島の1500号記念号をお手伝いしました。イラストを数点と、身体や女性論についての記事など。
長くて曲がりくねった道 (別冊宝島 1500 anniversary)
 その関連で1970年代宝島や初期別冊宝島などパラパラ読み返してみたけど、やっぱスゴイね。1960年代に思想として広まったカウンターカルチャーを、キチンと実践する姿勢が。理論や抽象ではなく現実化する時のグリグリギシギシときしむ身体や精神の不安や孤独や金銭面のもめ事や連帯感や心地よさやトリップ感などがないまぜになって1970年代に個人の中に蓄積され、そのバネで1980年代以降のサブカル&高度情報消費社会が誕生したんだ、という歴史的経緯を再認識しますた。ナマイキにも。しかし、中学生の時に米軍基地そばの古本屋で1975〜1978年ぐらいの初期宝島バックナンバーを1冊150円ぐらいで買ったのがオイラの雑誌的な原体験のひとつなんで、こういう世界認識を持ってしまう事は、ある意味仕方がないのです。