佐島の魚

資本論などと言わなくても、沢山有るときに品の価格は安くなり、少ないときには高くなる。
三浦半島は佐島漁港近くの魚屋、、、プロの飲食店の仕入れなども行うような店では、その経済のルールが明解であり、沢山あるもの、ちょっと古くなりかけたものは、恐ろしく廉価に、そしてプレミアのつく地タコなどは高く、つまり客としては行ってみないとなにが買えるかわからないという、ギャンブル性の高いお店で、そこが面白い。生きたアオリイカの刺身がどうしても食べたいとか、そろそろタチウオの季節かなとか、ウルメイワシ欲しいなぁとか思っても、入荷は海と天気と潮次第。また見た事も食べ方もわからないような魚もいっぱいいて、とりあえず買って、一応、お店でも聞くけど、帰宅してから魚の素性や詳細、旬などもネットで調べてみたり。そういうのも楽しい。今日はたまたま朝、中国は福建省の海辺の屋外の料理店(ようするに魚屋と生け簀があって、テーブルは庭にビールケースとかで作っているような感じ)で食べた食塩で蒸し焼きにした貝料理の話を家族としていたら、話題に上ったマテ貝を売っているのを初めて見て、なんかの縁だと思って購入。生きた貝が10匹で500円ほど。塩焼きにして食べたら、淡白で軟らかいサザエと蛤の中間みたいな味わいでやっぱり旨い。一緒に金目やサバなど特売の魚が一箱1,000円ほどで発泡スチロール一箱売っているのも入手。ちまちま内蔵を洗って開いて干物にしたり煮物にしたり、そんななんでもないようなこともとても楽しい。

灯油ストーブ

HelloTaro2012-01-15

灯油ストーブ、20数年ぶりに使ってみたけど、けっこううれしいなぁ。
前はアラジンを使っていたけど、トヨトミという日本メーカーのストーブ、ずっとメンテナンスは楽だな。やっぱり21世紀の製品は違う。とはいえ、同じく灯油を使うファンヒーター(最近は下火ですが)と比較しても、あんまし暖かくならないし、給油はめんどうだし、しょっちゅう換気が必要だけど、、、そこもなんだかうれしい。電気コードがいらないところがいいね。個人的にはロケットストーブの自作が気になっているけど。その前にパンを焼ける石窯を作れって話になりそうな。
参考:月刊現代農業 2011年12月号
「ロケットストーブ その「ケタ外れな燃焼効率」の秘密」
http://www.ruralnet.or.jp/gn/201112/kant.htm

餌場について

HelloTaro2012-01-12

元旦に初詣に外出しようとしたらけっこう大きな地震があったため、歩いて数百メートルぐらいの、山の中にある小さな神社へのお参りに予定を変更。久しぶりに近所を散策。戦前は軍の要塞と砲台だった公園から住宅街まで抜けていくと、森の中からごそごそという音。見るとタイワンリスが木に実った夏みかんを、逆立ちしながらムシャムシャと食事中。近くの地面いっぱいに夏みかんが落ちていたので、自分もキレイなものを選んで拾って食べてみたが、強烈に酸っぱくて苦く、でも、ビタミンCが多そうな味わいで、目が覚めるような柑橘の香気もあって、けっこう美味しい。森から出ると「夏みかんを取らないでください」という看板があって赤面。尾っぽの毛が少ないリスは、ただの木に住むネズミに見える。SASのサバイバルブックにワイヤーと丸太を使ったトラップでのリスの捕まえ方が掲載されていたから、もし震災などでタンパク質が必要になったらここで猟をすればよいな。ビタミンCもあるし。リス肉はあらゆる食肉の中で最高の食味らしい。食べた事無いけど。

はぐれ

今年になって知ったこのブログが、ずっと興味を持ちながらなかなか踏み込めなかった諏訪やミシャクジ信仰についての謎を解き明かしてくれるようで、最近、通勤中に読むのが楽しみです。じっくり読んでいます。
http://loosefrog.blog46.fc2.com/

はてな

HelloTaro2012-01-11

結婚して田舎に引っ越してから、なかなか疎遠になっていたこのダイヤリーの使い道について。今後はどうかな?とも思ったのだが、知らない間に切れていた有料オプションを継続してみた。
年に一度の更新だと一回約3000円。100回だと約30円。安いのか高いのか。とりあえずはてなへの応援料といったところでしょうか?
あまり読む人もいないので、とりあえずその時の心情などメモする匿名ダイヤリーといったところでしょうか? 適当に更新します。Facebookなど使っていると、この微妙な匿名性の居心地よさも、なかなか楽しいものがあると再認識したし。
あ、写真は昨年、仕事?で行ったイギリスで食べた、唯一マズかった食べ物。ブリティッシュエアー国内線で出されたパニーニ。これはヒドかった。でも他の食事は全部旨かった。とくに中華料理は日本より中国の本場に近い味わいで安くて旨くてびっくりした。レモンチキンとかジャンクフードも旨い。伝統的な英国料理も食べたけど、素材の味わいを引き立てて、びっくりするような美味しさ。欠点としては、マズいのではなくて、量が多すぎる事かな? どうなんでしょう。吉田健一氏も英国料理が不味いというのはある種の俗説みたいなこと言っていたし。

青い目のキジ猫

最近はね、毎日、ネクタイしているの一応これでも管理職らしいから。で、今日、昼食後に職場に戻る路地裏で、不意におそろしく澄んだ青い目のキジ猫を見かけて、おもわず「んにゃ」と、声をかけてしまった41歳の春。
あ、自分が「にゃーにゃーおじさん」。