再び1970

「アンアン」1970 (平凡社新書 358)
 「平凡パンチ1964」も青春自叙伝として楽しかった、元マガジンハウス社長の赤木洋一氏による平凡社新書「『アンアン』1970」を読む。
 この本は、ある意味で堀内誠一氏という天才デザイナーへの愛情に満ちたオマージュであり、才気を爆発した瞬間のスケッチであり、モノが生まれる現場の熱気がプンプンと立ちのぼる、なんというか、胸がキュンとなる一冊である。傑作。